山原(やんばる)の森の夜 野生動物目撃情報
オキナワカブトムシ1ページ目


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WWFジャパン
オキナワカブトムシ写真画像1    

本土のカブトムシとは同じ種ですが、亜種にあたります。オス、メス共に背中側から見て、二枚並んだ堅い羽(上翅)が前後に短い他、オスは頭部から出る角、頭部と上翅の間の背中側(前胸背板)から出る角共、非常に小さく、メスは前胸背板の溝が目立たない等の特徴があるようです。
写真1について
駐車場にいた、頭の先から上翅の後端までが4.5センチメートル位のメスの個体です。カブトムシ特有の臭いがしました。カミキリムシの出す音に似たギューギューという音を出していました。



*当ページ名称 = 山原の森の夜 野生動物目撃情報 オキナワカブトムシ -1-
*当ページ名称の読み仮名 = やんばるのもりのよる やせいどうぶつもくげきじょうほう おきなわかぶとむし いちぺーじめ
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*当サイトは = 山原ヤンバルと読みます。沖縄県本島北部のこと。)で夜間に撮影した野生動物の写真、撮影時の状況等を掲載しています。
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*追記 = オキナワカブトムシ沖縄県版RDB危少種に指定されています。

*御注意 = 人間の場合、ある地域に先祖代々住んでいる人であっても、よそから移り住んだ人であっても、自分の住んでいる地域の環境への悪影響を少しでも減らそうと考えて行動することが可能ですが、他の地球上の生き物にはそれができません。

_ある生き物を、その生き物が本来生息していない場所に、生きたまま持ち出す事や持ち込む事は、種の保存や生態系の保全等の観点から考えて危険な行為です。

_沖縄県内では、外国産はもちろん沖縄産を含む国内産でも、その島に新しく人間によって、意識して持ち込まれたか又は不注意で持ち込まれた種類や亜種の生き物を、屋外に放さないよう細心の注意が必要でしょう。

_また沖縄県外では、沖縄県内で採集した生き物その他の、その地域に新しく人間によって、意識して持ち込まれたか又は不注意で持ち込まれた種類や亜種の生き物を、屋外に放さないよう細心の注意が必要でしょう。
 
_例えば本州、四国、九州 ( 佐渡島、伊豆大島、対馬、五島列島、屋久島、種子島、等の島々を含む ) にかけて生息するカブトムシを、本来生息していないはずの場所 ( 外国はもちろん、国内では、北海道、神津島、三宅島、八丈島、トカラ列島、奄美諸島、沖縄本島や久米島が属する沖縄諸島、宮古諸島、八重山諸島、等の場所 ) に、生きたまま ( 成虫、蛹、幼虫、卵、等どのような状態であっても ) 持ち込む事、その持ちこまれた個体を屋外に放す行為はもちろん、飼育する事、繁殖させる事、販売する事、譲渡する事、等は危険な行為であると言えます。

_また沖縄本島の固有亜種であるオキナワカブトムシを沖縄本島以外の場所に生きたまま持ち出す事も危険な行為であると言えます。沖縄本島のすぐ近くに位置する久米島の固有亜種であるクメジマカブトムシについても同様です。

_沖縄本島では、本州や九州のカブトムシが販売目的で大量に持ち込まれていることによって、沖縄本島の固有亜種であるオキナワカブトムシが衰退するのではないかと心配されています。既に屋外で本州や九州に生息しているはずのカブトムシが発見されているようです。また、カブトムシだけでなく、外国産のものを含む本来沖縄本島にいるはずのない様々な種類の生き物が持ち込まれ放されています。このことが生態系全体に悪影響を及ぼす事も考えられます。一部の地域の自然環境は地球全体のそれと関係し合っていますので、これは地球全体の問題でもあります。

_近い将来、種の保存や生態系の保全の為、ある生き物をその生き物が本来生息していない場所に放す事はもちろん、ある生き物をその生き物が本来生息していない場所に生きたまま持ち出す事や持ち込む事等が、法律で厳しく規制されることになるのは間違いないと思いますし、一日も早くそうなり、全人類の掛け替えのない宝である自然環境の破壊が最小限に防ぎ止められる事を、当サイト製作者は強く希望します。