山原（やんばる）の森の夜　野生動物目撃情報
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オキナワノコギリクワガタ写真画像1  
オキナワノコギリクワガタ写真画像1の頭楯板の部分を拡大      


トカラ列島から沖縄島（沖縄本島）のノコギリクワガタがリュウキュウノコギリクワガタで、オスの個体の左右のアゴの付け根の間から突き出した部分（頭楯板）の先端が二股に分かれているという特徴があります。リュウキュウノコギリクワガタには褐色だけでなく黒色の個体もいます。そして沖縄島のリュウキュウノコギリクワガタがオキナワノコギリクワガタで、大き目のオスのアゴの曲がり方が、背側から見た場合も横から見た場合も、特に緩やかである等の特徴があるようです。オスの大きい個体と小さい個体とではアゴの形が異なります。アゴの先端から堅い羽（上翅）の後端までが、オスは5センチメートル前後、メスでは3センチメートル前後の個体が多いようです。
写真1について
夜間に走行中の車から、道路上を滑るように移動している物が見えました。確認すると、この虫がひっくり返ってもがいていました。起き上がろうと羽ばたいて移動していたようです。大きさは6.5センチメートルもありました。他の大き目のオスの個体もそうなのですが、非常に落ち着きがなく攻撃的でした。



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